
描けるキャリア
CAREER


ROLE MODEL 01
出向や部門横断的な
プロジェクト推進で
経験・知見の幅を広げていく
2002年入社
人文学部 社会科学科卒
個人保険ソリューション第一部 部長
今 雄也
CAREER STEP
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入社1年目~
保険システム部
契約管理チームに
配属 -
入社5年目~
朝日生命の
事務設計ユニット
へ出向 -
入社7年目~
出向から帰任し、
再度契約管理システム
の担当へ -
入社15年目~
保全事務を
変革するプロジェクト
への参画 -
現在
個人保険
ソリューション第一部
部長に就任
INTERVIEW
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入社1年目~
保険システム部契約管理チームに本配属
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3ヶ月間の研修でプログラミングの基礎を学んだ後、保険システム部契約管理チーム(現・個人保険ソリューション第二部)に配属されました。
生命保険の契約内容を管理するシステムの開発を担う部署です。この中で、私自身は満期を迎えた契約の保険金や年金の支払管理システムを担当しました。
生命保険の契約期間は長期にわたりますし、法令は、社会情勢などを受けてたびたび変更されます。
このような変更点をシステムに反映していました。
実務では先々のメンテナンスも見据えて開発することが重要なのだと学びました。
この基本姿勢は、現在も大切にしています。 -
入社5年目~
朝日生命の事務設計ユニットへ出向
-
入社5年目に大きな転機が訪れました。
朝日生命の事務設計ユニット(現・事務企画部)に出向することになったのです。
出向先では、前部署で担当していた契約管理システムの上位に位置する「事務システム」の制度設計に従事しました。ここでの経験で大きかったのは、システムに対する価値観が変わったことです。出向前の私が重視していたのは「求められた要件を満たすシステムを作る」こと。しかし、出向先の朝日生命で「システムはビジネスやサービスを拡充・創出するための手段」だと気がついたのです。より広く大きな視点からシステムの価値や必要性を再認識できたことで、仕事に対するモチベーションを高められました。 -
入社7年目~
出向から帰任し、再度契約管理システムの担当へ
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出向後は再び契約管理グループに戻り、保険のご加入者様からいただく保険料を管理する「収納システム」の開発を担当しました。インターネットバンキングのような新たな払込み手段への対応、保険商品の銀行窓口販売との連動などに従事しましたが、特に印象に残っているのが、東日本大震災にともなうシステム開発です。
被災によって保険料の払込みが困難になってしまったご加入者様を対象に、期限を猶予して後から分割で収めていただけるようにするという対応でした。関係者が一丸となって短期間で実現したこの仕組みは、昨今のコロナ禍における特例措置にも適用されています。出向時に得た「システムでサービスを拡充する」という経験を活かすことができました。 -
入社15年目~
保全事務を変革するプロジェクトへの参画
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朝日生命の保険契約に関する各種保全手続きに関する事務システムを大幅に改変する「保全事務変革プロジェクト」を発足し、そのプロジェクトマネージャに就任しました。
このプロジェクトの最大の狙いは、ご加入者様がわかりやすく、スピーディーに手続きを進められるようにすること。朝日生命内では数多くのシステムが稼働していますが、プロジェクト実現のためには、関連システムの連動性を維持しながらそれぞれを改変していく必要がありました。システムの数に比例して関係者も多くなりますから、プロジェクトマネージャとして情報を密に共有できる体制づくりに最も注力しました。努力が奏功し、無事に稼働したときは感慨深かったですね。 -
入社20年目~現在
個人保険ソリューション第一部 部長に就任
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2021年4月に、個人保険ソリューション第一部の部長に就任しました。
生命保険の新規加入に関わるシステムを担当する部署で、お申込みの受付・契約の引受審査・契約成立など、各プロセスで発生する諸手続きを管理するシステムを開発しています。
かつて、朝日生命の保険商品提供の中核は営業職員でした。しかし、近年は保険代理店やインターネットなど、提供チャネルが幅広くなり、お客様のニーズも多様化しています。それにともない、各チャネルやお客様の特性を踏まえた商品開発が重要性を増しているため、システム開発の側面からサポートしていきたいですね。クラウドなど、最新の技術を駆使しながらメンバー一丸となって朝日生命のサービス拡充に寄与していきたいと思っています。

今後の展望
これまでの社会人生活を振り返ってみると、
入社当時には想像もつかなかったような便利で快適な日常が
実現していると感じます。
時代が進むほど、変化のスピードは速まり、幅は大きくなっていきます。当然、私たちの事業環境も目まぐるしく様変わりしていくはずですし、迅速・柔軟に対応してみせるのがプロフェッショナルとしての責任でもあります。変化を楽しむ心を持ち続けてチャレンジを重ねていきたいですね。

ROLE MODEL 02
さまざまなチャレンジの
機会を通じて
自身を成長させてくれる会社
1997年入社
文学部 ドイツ文学科卒
個人保険ソリューション第一部
新契約ホストグループ
グループマネージャー
谷山 幸子
CAREER STEP
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入社1年目~
新人研修を経て
分散基盤系システム
担当に配属 -
入社4年目~
新人講習の
講師を歴任 -
入社9年目~
複数システムを
所管する担当への異動 -
入社20年目~
朝日生命へ出向し、
新契約電子化プロジェクトに参画 -
現在
新契約ホストグループ
グループマネージャー
に就任
INTERVIEW
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入社1年目~
新人研修を経て分散基盤系システム担当に配属
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入社後、新人研修を経て分散基盤系システム担当になりました。
分散系とは、ネットワーク上の多数のPCやサーバで同一処理を分担するシステムのこと。配属先では、研修で習ったプログラム言語とは異なる言語を使う必要があったため、覚えるのにとても苦労しましたが、先輩方が丁寧に指導してくださったおかげでなんとかついていくことができました。
実務では、朝日生命の全国の営業所で使用している端末や拠点サーバに開発資源を配付する分散登録システムのスケジューラ機能の開発を担当しました。開発の際に学んだ断片的な知識が全て関連していると分かった時には、点と点が線でつながるとはこういうことかと、システム開発の面白さを感じ、感動したことを覚えています。 -
入社4年目~
新人講習の講師を歴任
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入社4年目、思いがけず新人研修の講師を務めることになりました。
通常業務との両立は大変でしたが、研修マニュアルや課題の作成などは手を抜かず準備しました。
あやふやだった知識を復習するきっかけになり、自身のタイムマネジメントについても真剣に向き合うようになりました。後進を指導するうえでは、どうやったら分かりやすく伝わるか、説明する順序や表現方法について熟慮することになります。お客様の求めるところをしっかりと捕捉し、最適な対応で返すことがシステムエンジニアとして重要ですので、社内の新人指導に注力することは、同時に自身の能力を高めることにつながります。
また、講習を通じて成長した新人の姿を見ることは嬉しく、モチベーションになりました。この点に気付いてからは、機会があれば進んで講師に従事していました。 -
入社9年目~
複数システムを所管する担当への異動
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業務系システムのアプリ開発チームに異動しました。
このチームでは小さなシステムから大規模システムまで多種多様なシステムを保守していたため、案件が発生する都度、効率よくこなすことが重要課題になります。各メンバーのレベルや忙しさを把握し、無理や偏りが生じないように職務を割り振ることを意識していました。
所属期間中で大きかった出来事は、現行システムを新しいシステムに移行する案件のリーダーに抜擢されたこと。計画策定や各関係部署との調整、ベンダー企業との折衝、スケジュール管理などに従事したことで、プロジェクト管理のノウハウを学べました。総じて、チームワークがいかに大切かを再認識できた時期ですね。ここでの経験を機に、前向きな姿勢と助け合いの精神を心がけるようになりました。 -
入社20年目~
朝日生命へ出向し、新契約電子化プロジェクトに参画
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入社20年目にして、朝日生命の事務企画部に出向しました。
当時の朝日生命は、「お客様サービス向上戦略」の一環として新契約電子化プロジェクトに着手していました。
従来は紙ベースだった申込み手続きを電子化することで、契約成立までの時間短縮や職員の事務負担軽減を目指すという一大プロジェクトです。要件の進捗が大幅に遅れていた状況下でメンバーに加わったため、担当部の一員として、またシステムの開発者として遅延を取り戻さなければという使命感やプレッシャーを強く感じました。難局は無数にありましたが、メンバーと協力し合うことで、なんとか無事に稼働し、大きな達成感を得ることができました。
お客様視点をシステムに反映することの重要性を学ぶとともに、ここで築いた人間関係は、今でも私の大きな財産になっています。 -
入社23年目~現在
新契約ホストグループ グループマネージャーに就任
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出向期間が終わり、新契約ホストグループのグループマネージャーとして会社に戻りました。
この部署では、個人保険の申込みから成立までを管理するシステムと顧客管理システムを担当しています。
朝日生命の事業の根幹を成すシステムなので、責任は重大。これまで分散畑でホスト開発の職務経験がない状態で赴任したので、当初は不安だらけでしたが、志の高いメンバーに恵まれ、実務に関する心配は不要でした。
そこで、私は自身の役割として、働きやすい環境の構築や仕事を通じたやりがいの創出、自身の成長を実感できる機会の確保に注力しています。管理者としてメンバーとのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりの目標達成や希望実現に向けてサポートしていきたいと考えています。

今後の展望
新たな挑戦の機会を与えてもらったり、
会社・グループにとって初の試みに携わらせてもらったりと、
入社から多彩な経験を積む機会に恵まれていました。
その度に不安も感じますが、勇気を出して飛び込んでみることで視野は広がるもの。今後も、積極的にいろいろなことにチャレンジしたいと考えています。私の背中を見た後輩が「私もいろいろなことに挑戦してみよう」と思えるように、今後も励んでいきます。

ROLE MODEL 03
異動の都度、
新たな知見を蓄積できる
これが、最大のやりがいに
繋がっている
2007年入社
工学部 システム情報工学科卒
スマートアイソリューション部
プロジェクトマネージャー
笹岡 辰則
CAREER STEP
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入社1年目~
営業人事システム
担当に配属 -
入社3年目~
業績情報システム
担当へ異動 -
入社5年目~
朝日生命の
営業総局業務
ユニットへ出向 -
入社8年目~
出向から帰任し、
再度
業績情報システム
担当へ -
現在
ビジネスの
スピードアップを図る
プロジェクトの
マネージャーに就任
INTERVIEW
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入社1年目~
新人研修を経て営業人事システム担当に配属
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入社後は、新人研修を経て営業人事システムの担当になりました。朝日生命の営業職員の情報管理に関するシステムを開発・保守する部署で、私は、その中でも給与・賞与の計算や昇格・資格の査定に関わる部分を担当しました。いずれも営業職員の業績をベースに算出するため、生命保険の仕組みや契約の流れを理解している必要がありますが、配属直後は何も分からない状態でした。しかし、新規契約や保険料受領、保険金支払いなどのイベントがどういうタイミングで発生するのか、それがなぜ営業職員の評価軸になるのかなど、先輩方が根気強く丁寧に教えてくださったことで、大きく成長することができました。当時教わった保険契約の知識が今後の業務を行う上での基盤になっています。
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入社3年目~
業績情報システム担当へ異動
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朝日生命の支社・営業所の業績を管理するシステムの開発・保守をする担当へ異動しました。
評価の対象が営業職員という「個人」から支社・営業所という「組織」へと変わった点、開発期間が短い点など、私にとっては大きな変化が多く、切り替えるのに苦労しました。
ただ、評価のベースとなる部分は前システム同様、保険契約に関するイベントが中心だったので、先輩方から指導していただいた知識を応用することで対応することが出来ました。
数多くの開発案件をこなすことで、システム開発スキルを磨くことができた期間だったと思います。 -
入社5年目~
朝日生命の営業総局業務ユニットへ出向
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入社5年目に、朝日生命の営業総局業務ユニットに出向することになり、前部署で開発してきた支社・営業所の業績情報システムを、実際に利用する立場となりました。
造る側から使う側へ変わったことで、システムに対する考え方にも大きな変化がありました。
以前は、様々な業績項目を出力するところまでがミッションでしたが、今度は、そのシステムを通じて出力された項目を使って分析し、その分析に基づいて支社・営業所に活動方針を提示することがミッションになりました。システム開発に従事していたころも各項目について理解しているつもりでしたが、その先の分析や課題抽出を担当したことで、真の意味や必要性を認識することができました。 -
入社8年目~
出向から帰任。
再び業績情報システム担当に配属された後、経営企画部へ異動 -
入社8年目に、出向前の部署に戻りました。
システムを使う立場になったことで得た知見をフィードバックし、部署全体の底上げを図りました。
その後、経営企画部へ異動し、経営計画や収支計画、各種制度の策定など、経営に関わる職務に従事しました。会社全体を俯瞰し、社会や経済の動向なども視野に入れて物事を考えることなど、最前線で開発実務に従事しているだけでは得られなかったであろう知見・ノウハウを習得できたことは、とても貴重な機会だったと思います。 -
入社15年目~現在
スマートアイソリューション部へ異動し、プロジェクトマネージャーに就任
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朝日生命のビジネスにスピードを提供するため、クラウド利用を促進する担当が新設されることになり、私は立ち上げメンバーとして異動しました。
それまではアプリ開発しか経験していませんでしたが、今度はシステムのインフラ関連の知識が必要になりました。このため、関係する専門資格を取得するなど、新たな知識の習得に注力することになりました。
現在は、朝日生命内で稼働する数多くのシステムの類似機能を共通化することで、システム開発を速め、朝日生命におけるビジネスのスピードアップを図るプロジェクトが発足し、私はそのプロジェクトマネージャーに就任しました。

今後の展望
これまで2、3年ごとに異動し、
様々な業務に携わってきました。
異動の都度、新たな挑戦の機会を与えてもらい、成長してきました。また、モチベーションアップにも繋がっていると思っています。今後も新しいことにチャレンジし続けることで、知見を広げ、インフォテクノ朝日がより優れた専門家集団となっていくことに貢献していきたいです。